自己主張と愛情表現
さて,世間一般では,この10月というのは上期の〆が終わって普通のペーペー会社員は,上司の査定が入るころです.かくいう私も,入社2年目,今回が始めてなんですが,査定されるんです.これで冬のボーナスが決まるんだから,普通の人は,気合入れて自己主張に励むところなんですが・・・
私の会社というのは,Aを連続5回,Sを連続3回(だったかな?あんまり興味ないからよく覚えていない)とれば,ワンランク上の等級に上がれるんです.ですが,この連続ってのがミソで,一回でもBとかを取ってしまえばリセットが掛かるんです(爆笑).私と同じ等級の先輩はいっぱい,いーっぱい,いますから,口の悪い先輩とか,私なんかは「一生,上に上がれないシステム」と呼んでいます(こんなシステムだと,優秀な人材を流出させるだけだと思うんだけど).
さて,この昇格なんかにも関わる査定に際して,うちの会社では,上司と自分が面接して,お互いが納得した点数をつけるようになっています.が,その点数をつける判断基準(人事部が出している)を見ると,とてもとても,そんな大それた点数なんてつけられるわけもありません.私は,普通に点数をつけて,面接に望んだのでした.
結果,私は,その自己評価結果を直すように上司に言われました.
というのがその理由です.
面接の中で,どういうわけだか,私の課の先輩(40代)の話になりました.その先輩が先日結婚したそうなんです.いやぁ,めでたい.
上司の方で,若干上方修正することは可能なんですが,一般的には本人の申告より辛口につけるようなものですので,こう言われたんです.
一般的には,私の等級では総合点で85〜95点がつくそうなんです.ところが,私は自分で80点を切る点数をつけていたのでした.
そして,こういった場合は,どんどん自己主張したほうがいいぞってなことを言われたのです.どうも,上司としては,95点くらいをつけたかったのに,本人が80点以下の点数をつけてきたのでどうしようもなかったようです.
そして,どういうわけなんだか,私も上司に問われるのでした.
わっはっは,彼女いないどころか,私は人と付き合ったことすらありません.
でも,そんな私でも,知り合いのキャバ嬢に言われた言葉がちょっと頭をよぎるのでした.
「かわちゃんは,愛情表現が下手なんだよ」
と言われるのでした.
私は,喜怒哀楽ははっきりしているそうなので,無機質な物言いではないそうなんですが,どうも愛情表現が駄目みたい.
ホントねー.女が嫌いなわけじゃないだろうに...
「そっかなぁ?」
「好きな娘には,『好きだよ』って言うぞ?」
「・・・・・」
「それじゃ,私のことは?」
「好きだよ」
「今のは流している・・・」
その娘のためなら死ねるくらい好きでも,私は,普通に淡々としていると思う.ロマンティックな言葉なんか,死んでも言えない.
日本男児は,いつから,欧米人まがいのあんな台詞を言えるようになったんだ?
まあ,自己主張も愛情表現も,自分の気持ちを相手に伝えることには変わりがなく,上司との面接でも,自分の能力を的確にアピールできない人間である私は,恋愛においても,自分の感情をうまく相手に伝えることができないというだけなのでした.
でもなぁ,誉められたことのない私は,上司に「いい評価」をもらうのにも違和感があるし,愛情に接することにも違和感があるんだよなぁ.弄られているくらいがちょうどいい(弄られかたにもよるけど)
まったく,泉鏡花の「外科室」でも読んでみるがいいって言いたくなる.この作品で描かれている恋愛はホント,すごい恋愛だったんだと私は思っている.多くの人には,その感覚は理解困難だろうけど.
私の学生時代は,どんなに頑張っても,結果を出しても,研究室の誰からも相手にしてもらえず,こと恋愛に至っては,「さぁ?」って感じだしね.
こんなんで,ちゃんと人を好きになれるんだろうか?
...かわたのつぶやき
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