Sorry,Japanese only
Last Update 19990625

NA社の場合

 この会社は、N3社を受ける前に受験した会社です。
 受験者の中に高専生が多いことに驚きました。試験前日にNA社に訪問し、指定されたホテルに全員宿泊することになりました。わたしは、なんとこの試験前日の集合時間に遅れてしまいました。でも、案内のメールには、午後4時頃までにと書かれていたのです。○○までと、○○頃まででは、えらい違いがあります。遅刻したからと言って、かわたは悪くなーい!という言い訳は・・・・・通用しませんね。まあ、仕方ない。試験の前日は、いっしょに受験することになった面々と夕食を共にしました。とりあえず、前祝いと言うことでビールなんか飲んじゃたりして。高専生の鹿児島の女の子は焼酎好きとのこと、どーも南と北の人間はお酒が好きみたいだなーと思ったりして。
 そんなこんなで、前日からリラックスし放題でした。

 試験当日は、あくびをしながらSPI、できるわけねーちゅうの。さらに、健康診断では血は抜かれる、心電図はしっかり取るのフルコース、まさに、「学校の健康診断書」は信用できんといっているようなものでした。
 あくびをしながら解いたSPIがまともにできるわけもありません。しかし、1日ですべての試験をこなすために、この日、役員面接も行われました。案の定、「生物」をネタにするくだらない面接です。生物に入った理由は

「生体信号に興味をもったから」、

御社を志望する理由は

「アナログ回路がやりたいから」。

 生体信号はアナログ信号で、これを扱うには微小信号増幅回路、低雑音増幅回路の知識が必要になります。なんら、矛盾した点はないと思うのですが、技術の人間らしき人は「矛盾がある」といいます。

なにいってんじゃ?こいつ?

という感じです。挙げ句の果てに、「低雑音増幅器を作るときは何に注意しなくちゃならない?」となめた質問をしてきます。

こいつ人を馬鹿にしてんのか?

 今だから思うのですが、この技術の人間は完璧にかわたを見下していたように思います。後にN3社を受けたとき、常務取締役の人はちゃんと「こんなことを聞くのは失礼だけど、位相って何か説明できる?」と、「おそらく知っているだろう」という前提に立って質問してくれました。しかし、このNA社の人間は

「シラネーだろ」といった感じで聞いてきている

のです。  かわたは、熱雑音の話、信号源インピーダンスの大小によって入力雑音電流の小さいJFET型OPアンプを使ったり、入力雑音電圧の小さいバイポーラ型OPアンプを使うなどの部品の選択が必要になるということを言いました。静電誘導に気をつけることや、共通インピーダンスによる誘導などに気をつけるのは当たり前すぎるので、省略してやりました。まあ、ある程度しっかり答えたつもりです。技術の人間はその後、かわたに質問するのを止めました。

 元気よく受け答えするのがかわたのモットーですし、うそもつかないと決めています。他社に受験しているところがあるか?と聞かれ、正直にA2社は学校推薦で応募しているということを言いました。結果、かなり、A2社受験のことを気にされてしまいました。 この時に、

あ〜、だめかな?

と薄々気がつきましたが、案の定、受験日の数日後に不合格の通知が届きました。



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